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インターンシップの基礎知識と1・2年生のうちに参加する意味

マイナビ社の調査によれば、21卒生の就活では従業員数1000人以上の企業の81.3%がインターンシップを実施しており、3年生のうちに85.3%がインターンシップに参加しています。※

既に3年次でのインターンシップ参加は就活の常識になっていると言えますが、そもそもインターンシップにはどのような種類があり、1・2年生が参加できる機会や参加する意味はあるのでしょうか。

4種類のインターンシップ


通常「インターンシップ」と呼ばれているものは次の4つに大別できます。
①無給の1DAY仕事体験
20年卒の就活までは1DAYインターンシップと呼ばれていましたが、経団連と大学で組織する産学協議会で呼称変更が提言され「1DAY仕事体験(研究)」などと呼ばれるようになりました。1日で終了するプログラムで、内容は仕事の説明、職場見学、社員との懇談会、簡単な仕事体験、グループワークなど様々です。


②無給(稀に有給)の短・中期インターンシップ
数日から1~3か月におよぶプログラムで、グループワークを中心としたものから実際に社員と共に職務に従事するものまであります。時間をかけて実施されるプログラムだけに、参加すれば仕事の理解を深められる一方で、受け入れられる人数に限りがあるため選考を通過しないと参加できないものも多く見られます。また企業側にはマンパワーや受入準備の負担がかかるため実施するのは大企業が中心となっています。

③有給の長期インターンシップ
最低でも数か月以上の期間、1日数時間・週に2~3日以上、企業で実際の業務に従事するというものです。社員と同じように企業で実務に従事するため対価が支払われます(時給1000円程度)。職場体験という意味では期間も長く職場の実態や仕事内容を最も理解できると言えます。

④産学連携型インターンシップ
大学と企業が連携し、大学のキャリア教育やPBL(課題解決型学習)の一環として実施される場合が多く、大学の単位取得の対象となります。期間は数日から数か月におよぶものまであり、プログラムの内容も様々です。


各種インターンシップの特徴


無給の1DAY仕事体験は企業の採用活動の一環であり、就活生に自社の仕事や企業に対する理解を深めてもらい、応募につなげるのが目的です。そのため就活本番を迎えている3年生を対象に実施する企業が大半を占めています。

短・中期のインターンシップは、参加するためには選考を通過しなければならない企業も多く、実質的な採用選考の一部となっている場合も少なくありません。またインターンシッププログラムの受講評価に応じて早期の選考(面接)に進める企業も見られます。こうした理由から1DAY以上に3年生に限定して実施される場合が多く見られます。

有給の長期インターンシップの場合は、優秀な学生を早期に見つけて採用へとつなげていくことを主な目的としている企業もあれば、意欲の高い若手に自社の事業の戦力として活躍してもらうことを主目的にしているように見受けられる企業もあります。

産学連携型インターンシップは、授業の一環でありインターンシップ先企業があらかじめ定められているため、興味をもった企業のインターンシップに参加する場合とは大きく異なります。ただ理系の場合は専門分野と関係の深い企業が選ばれるため、インターンシップ先企業への就職につながる場合も少なくありません。

1・2年生のうちに参加する意味


1DAY仕事体験や短・中期のインターンシップで1・2年生も受け入れている企業は多くありません。それでも興味のある業界で「学年不問」の仕事体験やインターンシップがあれば積極的に申し込んでみましょう。1・2年次であれば選考への影響を気にせず知りたいことを率直に聞くこともできます。実際にその業界で働いている人に接することで、ネット上の情報では得られない業界や仕事の魅力を発見することも期待できます。

また、大手企業の中には本当に採用したい人材の発掘のために、積極的に1・2年生も対象にしたハイレベルなインターンシッププログラムを実施している企業もあり、そこでは1・2年生のうちに実質的な内々定を得られることもあります。

さらに長期インターンシップは、業界や仕事をより深く知る機会となります。そうした業界・仕事研究だけでなく、長期インターンシップはガクチカ体験としても役立ちます。長期インターンシップはベンチャー企業も多いため、インターン学生でも「自分で考え、主体的に行動する」機会が得られやすく、就活本番でアピールしやすいガクチカ体験を得られる可能性が高いと言えます。

1・2年生にとってインターンシップは「本当にやりたい仕事」を見つける上でも、効果的なガクチカ体験を得るためにも、積極的に取り組む価値が十分にある就活準備イベントです。

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