日銀短観と産業用機械業界の23卒・24卒新卒採用市場
日本銀行は全国の約1万社の企業を対象に年4回(3月・6月・9月・12月)、自社の業況や経済環境の現状・先行き見通しなど(景況感)の調査を実施しています。これを日銀短観と呼び、景気動向を予測する上で重要な統計となっています。景況感を示すのが「景気が良い」から「景気が悪い」という答えを引いた業況判断指数(DI)です。

日銀は10月1日に9月に実施した調査結果を発表しました。DIは全規模・全産業で前回6月調査を上回り、新型コロナウイルスによる景気悪化はひとまず底を打った形となりました。
ただコロナショック前の水準からは未だほど遠く、設備投資計画は全産業・全規模合計で未だ下方修正が続いています。こうした調査結果からは、企業の設備投資動向に最も影響を受ける産業用機械業界の業績回復が遅れることが予想されます。
では産業用機械業界の業績回復がいつ頃になるか、リーマンショック後の日銀短観の推移から予想してみましょう。
2008年9月に起きたリーマンショック以降、景気悪化が日銀短観の上で底を打ったのが2009年の6月で、大企業の設備投資計画が対前年比で増加に転じたのはその1年後の2010年6月でした。
このときと同じタイミングで設備投資意欲が回復するとすれば、産業用機械業界の業績は、2021年の9月頃から回復基調となることが予想されます。従って、この頃に3年生の秋・冬インターンシップ申込時期を迎える23卒のみなさんの場合、産業用機械業界の採用意欲はまだ回復には至っていない可能性が考えられ、採用意欲の本格的な回復は24卒採用市場を待たなければならないことが予想されます。
ただ、リーマンショックとコロナショックでは景気悪化の要因が異なり、今回の場合は早期にワクチンが普及すれば各業界で業績や景況感の急回復の可能性もあります。その場合は、23卒採用市場でもインターンシップ市場には間に合わなくても本エントリー時期には採用意欲が回復している可能性もあり得ます。
―――― 業界研究ニュース ――――
大学1年生・2年生からの就活準備サイト
就活 WINavi(ウイナビ)

日銀は10月1日に9月に実施した調査結果を発表しました。DIは全規模・全産業で前回6月調査を上回り、新型コロナウイルスによる景気悪化はひとまず底を打った形となりました。
ただコロナショック前の水準からは未だほど遠く、設備投資計画は全産業・全規模合計で未だ下方修正が続いています。こうした調査結果からは、企業の設備投資動向に最も影響を受ける産業用機械業界の業績回復が遅れることが予想されます。
では産業用機械業界の業績回復がいつ頃になるか、リーマンショック後の日銀短観の推移から予想してみましょう。
2008年9月に起きたリーマンショック以降、景気悪化が日銀短観の上で底を打ったのが2009年の6月で、大企業の設備投資計画が対前年比で増加に転じたのはその1年後の2010年6月でした。
このときと同じタイミングで設備投資意欲が回復するとすれば、産業用機械業界の業績は、2021年の9月頃から回復基調となることが予想されます。従って、この頃に3年生の秋・冬インターンシップ申込時期を迎える23卒のみなさんの場合、産業用機械業界の採用意欲はまだ回復には至っていない可能性が考えられ、採用意欲の本格的な回復は24卒採用市場を待たなければならないことが予想されます。
ただ、リーマンショックとコロナショックでは景気悪化の要因が異なり、今回の場合は早期にワクチンが普及すれば各業界で業績や景況感の急回復の可能性もあります。その場合は、23卒採用市場でもインターンシップ市場には間に合わなくても本エントリー時期には採用意欲が回復している可能性もあり得ます。
―――― 業界研究ニュース ――――
大学1年生・2年生からの就活準備サイト
就活 WINavi(ウイナビ)


