21年度上半期の工作機械受注額が昨年同期比71％増でコロナ禍前を超える

一般社団法人 日本工作機械工業会は、2021年1月～6月の工作機械受注額（速報値）を発表しました。

それによると半年間の受注総額は前年同期比71.2％増の70,212,200万円となり、コロナ禍前の2019年1月～6月の68,192,600万円を上回りました。


前年同期比での増加を内需と外需とで見ると、内需の33.4％増に対して外需が3倍近い95.1％増となっており、中国市場を中心とする海外における製造業の回復が牽引していることがわかります。

一方、月別に見ると内需も3月以降は増加率が高まってきており、国内の製造業も着実に回復している様子もうかがえます。

今後も電気自動車や５Ｇに対応した設備投資の活発化が予想され、工作機械市場は中長期的な市場拡大が期待される中で、23卒以降の新卒採用市場でも採用意欲の高まりが期待できます。


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